「アプリが破損していて開けません」というエラー メッセージが表示され、便利ボタンを使って「ゴミ箱に移動する」ように言われたことはありませんか? ファイルを信頼できる場合は、簡単なターミナル コマンドでこれを回避できます。
信頼できるファイルを検疫から移動する方法
Macは、信頼できないファイルを見つけると、ファイルが破損しており、ゴミ箱に移動する必要があると報告することがあります。macOSに従って移動したくなりますが、ほとんどの場合、アプリに問題はありません。代わりに、macOSは不正行為を疑って、アプリを検疫します。
ダウンロードしたアプリの送信元を信頼している場合 (たとえば、信頼できる開発者から直接入手したソフトウェアの場合)、警告を無視して、とにかくファイルを開くことができます。
これを実行するには、新しいターミナル ウィンドウを開き、次のコマンドを入力 (または貼り付け) します。
xattr -d com.apple.quarantine /path/to/app.app
検疫から解放したいファイルのターゲットの場所を/path/to/app.app
に置き換える必要があります。これを行う簡単な方法は、ファイルの最初のコマンドのすぐ後に、ターミナル ウィンドウにドラッグすることです。
コマンドが実行されると、フィードバックは表示されませんが、運が良ければ、開こうとしたファイルはエラーを生成しなくなり、正常に動作するはずです。
なぜこれが起こるのか?
macOSは、Gatekeeperなどの機能でMac App Storeにソフトウェアを制限し、System Integrity Protectionでサードパーティのアプリがシステムの重要な部分に改ざんしたり、FinderやSafariなどのAppleアプリにコードを挿入するのを防ぐなど、セキュリティに対して過剰なアプローチをとっています。
この検疫プロセスは、インターネットからダウンロードされたZIPアーカイブに含まれる特定のAPPファイルにのみ適用されます。USBドライブまたはローカル ネットワークの場所を介して共有されたファイルには、同じ保護が適用されません。
アプリが動作しないという点で、本当に「破損」している場合があり、上記のターミナル コマンドでは解決できません。その場合、アプリの別のソースを見つける必要があります。
常に注意を払う
macOSでマルウェアが以前よりも一般的になっているため、ダウンロードして実行するソフトウェアには常に注意を払う必要があります。常識では、不明な送信元のファイルは避けるべきですが、2016年に信頼できるTransmission BitTorrentクライアントで起こったように、いわゆる「正規の」ファイルでさえ侵害される可能性があります。
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