Windows 11/10 でリソースモニターを使用する方法

リソースモニターは、Windows 11/10 で使用されているリソースの総量や時間経過に伴う使用量をグラフィカルに表し、確認できる便利なツールです。これにより、特定のリソースのパフォーマンスカウンターを確認し、パフォーマンスを向上させるための対策を決定するのに役立ちます。リソースモニターを起動してパフォーマンスデータを追跡するためのアプリケーションを使用するには、さまざまな方法があります。

Windows 11/10 でリソースモニターを使用する方法

リソースモニターまたはResmonを使用すると、CPU 使用率、メモリ使用率、ディスクアクティビティ、ネットワークアクティビティなどを簡単に監視できます。信頼性モニターやパフォーマンスモニターと同様に、リソースモニターも Windows に組み込まれた便利なツールです。

リソースモニターを起動するには、「スタート」メニューの検索に「resmon」と入力し、Enter キーを押します。アプリケーションを初めて起動すると、「概要」タブが表示されます。

1] 概要タブ

名前が示すように、概要タブには、他の 4 つのメインタブの基本的なシステムリソース使用状況情報が表示されます。

  • CPU
  • メモリ
  • ディスク
  • ネットワーク

4 つのカテゴリのそれぞれについて、基本的なグラフを確認できます。システムの現在の状態を簡単に概要表示します。

ご覧のとおり、CPU グラフには現在使用されている CPU 容量の合計パーセンテージ(グラフに沿った緑色の曲線)が表示され、青色は最大 CPU 周波数を示しています。その横には、現在の I/O の合計を緑色で、最もアクティブな時間のパーセンテージを青色で表示するディスクグラフがあります。ネットワークグラフとメモリグラフに関連する同様の調査結果も表示されます。メモリの場合、現在のハードフォルト/秒は緑色で、使用されている物理メモリのパーセンテージは青色で表示されます。

特定のタブの詳細を知りたい場合は、関連するタブを選択するだけです。

2] CPU

CPU タブでは、プロセスごとに指定されたタブの各ビューをフィルタリングできます。そのプロセスのチェックボックスをオンにするだけで、下部のウィンドウにはそのプロセスのアクティビティのみが表示されます。プロセスが選択されていない場合、下部のウィンドウはすべてのアクティブなプロセスのアクティビティページに変換されます。右側のグラフの数値スケールは、アクティビティの変化に応じて変化します。右側には、CPU を監視するのに役立つ使用率グラフが表示されます。

3] メモリタブ

メモリタブには、実行中の各プロセスによって消費されているメモリと、右側のグラフが表示されます。これにより、物理メモリが何に使用されているかをすばやく確認できます。ハードウェアで予約されているものを表示するとともに、物理メモリの合計とアクティブに使用されているものを簡単に確認できます。ハードウェアで予約されているとは、ハードウェアによって予約され、Windows が使用できない物理メモリアドレスのことです。

4] ディスクタブ

「ディスク」タブには、何らかのディスクアクティビティに従事しているプロセスが表示されます。その時点で、多くの読み取り/書き込みアクティビティに従事しているプロセスが見つかる場合があります。プロセスを右クリックすると、プロセスの終了、プロセストゥリーの完全な終了などのオプションが表示されます。

5] ネットワークタブ

ネットワークタブでは、どのプログラムがネットワークにアクセスしていて、どの IP アドレスに接続されているかを確認できます。ネットワークアクティビティが異常に高い場合に問題を絞り込むのに役立ちます。

このように、リソースモニターは、システムモニター、パフォーマンスログとアラート、サーバーパフォーマンスアドバイザーなどの以前の個々のツールよりも多くの利点を提供し、これらのツールの機能を単一のインターフェイスに統合しています。さらに、タスクマネージャーなどの以前のツールよりもはるかに詳細なシステムアクティビティとリソース使用状況のビューを提供します。

ヒント: リソースモニターが機能しない場合は、この投稿を参照してください。