Windows 11/10 で自動ログオン プロセスを遅延させる方法

複数のバージョンの Windows がインストールされている場合、30 秒間ブート メニューが表示され、ユーザーが OS を選択する時間が与えられます。その後、コンピューターはデフォルトの OS で起動します。Boot[.]ini ファイルまたは bcdedit を使用して、タイムアウト値をカスタマイズすることもできます。Windows 11/10/8/7 では、BCDEdit を使用して、デフォルトのブート メニューのタイムアウト値を変更できます。

Windows で自動ログオン プロセスを遅延させる

Windows XP のような以前のバージョンでは、ブート メニューのタイムアウトは0 ~ 9999秒でした。また、'-1' の値も許可され、これはユーザーが選択するまでマシンが起動しないことを意味します。

Windows Vista 以降では、msconfig を使用して、3 ~ 999秒の間の値のみを入力できます。Windows Vista 以降では、-1 の値は削除されました。

Microsoft の Windows シェル チームの開発者であるレイモンド・チェンは、次の質問に答える際に、ブート メニューのタイムアウトを最大11,059,200 秒にする方法を指摘しています。

ワイヤレスでネットワーク接続されたキオスク マシンが多数あります。各マシンは自動ログオンで構成されているため、停電後に電源が復旧すると通常の状態に戻ります。問題は、ワイヤレス スイッチが停電から回復するのに時間がかかるため、キオスク マシンがログオンしようとするとログオンできません。スイッチが回復するまで数分待ってから、すべてのマシンを回って手動でログオンする必要があります。自動ログオンを遅延させるか、自動ログオンを一時停止して再試行するようにする方法はありますか?

これを行うには、管理者権限でコマンド プロンプトを起動し、次のコマンドを入力します。

bcdedit /timeout 11000000

Enter キーを押します。

これにより、msconfig の制限を回避し、Windows 11/10 コンピューターのブート メニューのタイムアウトを 1100 万秒 (約 128 日間、約 4 か月) に設定します。